2019-02-22 フローベールの「『芸術と進歩』第2号」を読む (初期作品①/全集6巻) 2/11/19(月)、フローベールの『芸術と進歩』第2号を読む。 フローベール14歳の時の中学生の新聞だ。 「地獄の一夜」は、北アフリカのアトラス山脈で、余(私)が悪魔に連れ去られて世界を見る話。後年の『聖アントワーヌの誘惑』を彷彿とさせる話だ。 北アフリカは、後年の『サランボ―』へとつながる。悪魔の発想は、ゲーテの『ファウスト』から来ているのか。 14歳のころから、その好み嗜好は、出来上がっているのであろうか?それを生涯を通じて反復し、実現していくのが作家の作品であろうか?