2019-01-01から1年間の記事一覧
8/11/19(日)に3巻の2を読み終え、4巻の1を読み始める。少しスピードが落ちている。 フローベールを読み終えて、私が『千夜一夜』に期待していることは、長い物語を読むと言う意志である。それは、シェーラザットの語り終えた気持ちを知ることにある。王様…
7/16/19(火)に読みはじめ、8/10/19(土)に読み終える。
8/9/19(金)に書店で『ソーシャルメディアの生態系』を買った。最近、こう言う系列の本を読む機会に恵まれる。これまでの読書は、サルトル、ドゥルーズ、カント、マルクス、ドゥルーズ、ユング、金融、企業価値、資料の中で、そのミクロの世界には、そんなに…
『フロー体験と喜びの現象学』を昨日8/2/19(金)から読み始める。井筒俊彦の『コスモスとアンチコスモス』のように、今のところは読みやすい。『ドゥルーズ入門』は、『意味の論理学』を解説した箇所から意味が取りづらくなった。マズローの『完全なる経営』…
会社近くのビル垣根に白い花が咲いていた。こうしてみると、真ん中が赤だ。黄色い花は自宅近くの銀杏の街路樹にはえていたもの。雑草は力強い。ほったらかしにすると、どんどんはえてくる。でも、どうして、花には、目を引かれてしまうのであろうか。花は自…
今読んでるバートン版の『アラビアンナイト』(Kindle)は、三巻の1をまもなく読み終える。この頃の王さまは、恋をしてままならぬと、病気にもなるほどである。恋の相手に対しては美辞麗句、しかし、部下の手下が仕出かす失策に対しては、王子も妃も、その場で…
恋する王子や王妃は、相手にする対しては、とても思慕を寄せる。しかし 、自分の面倒をみる奴隷や、大臣であっても、言うことを聞かないと、横暴になり、恋する相手に対する姿勢とはこうも違うほど、暴力的になる。その落差が理解できない。 今は、7/13/19(…
7/12/19(土)、スタバであいみょんのアルバム「瞬間的シックスセンス」を聴きながら、落合陽一の『デジタルネイチャー』を読み続ける。この本を通じて、井筒俊彦の『コスモスとアンチコスモス』という華厳哲学とイスラムの考え方には出会った。イスラムは、…
7/12/19(金)の夜、部屋にあった『ドゥルーズ入門』を取り出し拾い読みした。ドゥルーズ入門 (ちくま新書)作者: 檜垣立哉出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2009/04/01メディア: 新書 クリック: 25回この商品を含むブログ (31件) を見る◆ 発生とビッグバン「…
街に行くと、座る所がまだ少ない。スタバなどの喫茶店で、本を読んだり、休んだりするしかない。スタバなどに行く人は、同じことを考えているのだろうか。だから、スタバはいつも混雑しているのだと思う。お喋りしてる人もいるが、スマホやノートパソコンを…
これは、井筒俊彦の『コスモスとアンチコスモス』(岩波文庫)に納められた講演。無秩序の混沌(無)が、あるエネルギーにより、存在が分節して事的な世界を作り上げることが説明されている。理解できない箇所もあったが、これまで読んできた哲学が、違うアプロ…
三巻の1を読んでいる(7/4/19水)。バートン版で、Kindle。いくつか訳が出ているが。三巻の1は、ロバ、獅子、馬の立場から、アダムの子(人間)を批判する物語となっている。 同時に、落合陽一の「デジタルネイチャー」も読む。この中で華厳哲学の言及あり、井…
3/5/19(水)、フローベールの「地獄の夢」を読み終える。1837年3月20日とあるので、本人14歳時(1821年12月12日)の作品である。 冒頭と末尾に、創世記の物語のように、悪魔と神のような声がでてきて、新しい世界を創造するとか、いや、もうそんな世界は作…
2/22/19(金)、フローベールの「この香を嗅げ~一名、大道曲芸師のむれ」を読み終える。1836年4月1日とあるので、本人14歳時(1821年12月12日)の作品である。 「この香を嗅げ」という時の「この香」とは、大道曲芸師マルグリットがかぐべき「香」という作…
2/14/19(木)、フローベールの「サン・ピエトロ・オルナノド」を読み終える。1835年~1936年とあるので、本人14~15歳時の作品である。 サン・ピエトロ・オルナノとは、名をはせた海賊である。場面は、コルシカのジェノアだ。フランスの名代として、ジェノア…
2/12/19(火)、フローベールの「ド・ギュイーズ公の死」を読み終える。1835年9月の本人14歳の時の作品である。 ド・ギュイーズ公爵(1550~1588)とは、神聖同盟など宗教改革の頃の人。当時は、アンリ三世がフランスを牛耳っており、ド・ギュイーズ公はその…
2/11/19(月)、フローベールの『芸術と進歩』第2号を読む。 フローベール14歳の時の中学生の新聞だ。 「地獄の一夜」は、北アフリカのアトラス山脈で、余(私)が悪魔に連れ去られて世界を見る話。後年の『聖アントワーヌの誘惑』を彷彿とさせる話だ。 北アフ…
2/11/19(月)、ようやく読み終える。1/7/19からなので、1ヶ月もこの小説を読んでいた。この調子だと一年で10冊程度か。 『プヴァールとペキッシェ』は、フランスの作家ギュスターヴ・フローベールの遺作。物語は、 47才のパリっ子で、筆耕の仕事に従事してい…
◆1/12/19(土)第3章。農園、医術、天文学、養成術、ブヴァールとペギュッシェは、様々な実学を文献を頼りに試しては失敗、次の領域へと向かう。実学に対するポエジーのようにも思える。◆ 1/7/19(月) 読み始める。 第一章、背の高いプヴァールと、背の低いペキ…